2014年6月25日水曜日

I am Japanese.

英語で話すとき、若干性格が変わります。

これは「自分の性格」というよりは、「言語の性格」だと思うんです。


英語は日本語に比べて、より直球でハキハキした性格で、

ダイレクトに自分の思っていることを表現することが多い。

以前は、「Do you want to be my friend?」とか聞かれると、

「お、おお・・・」って若干しっくり来てなかったんですけど、(心がせまい?)

最近はこの「直球さ」にもすっかり慣れました。


対して日本語は、オブラートに包んだような表現で、

そこに日本人の繊細さとか優しさとかが見えたりしますよね。

「日本人はNOと言えない」なんて、昔からよく聞く言葉ですけど

自分のことを主張せず、周囲との調和を大切にする日本の文化、

これも失いたくないなー、と思います。

優しくて、回りくどくて、相手のことを傷つけまいと、

オブラートに包んだ曖昧な表現をする言語。

素敵じゃないですか。


英語のフレーズを直訳で日本語に訳すと

すごくキツく聞こえたり、図々しい印象になったりする。

逆に英語で会話をしている時に、

日本語で考えたフレーズにそのまま英単語をあてはめて話すと、

まわりくどくて面倒くさい感じになったりする。

言語には「性格」のようなものがあって、

使われている国の文化や、考え方とかが深く結びついているんだと思います。

だから日本人も、外国ではハッキリとNO!と断らないといけませんね。

「曖昧にしておく優しさ」は、日本語の「性格」だから。



うーん、言語って面白いですよねえ。




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